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入門グローバル分散投資―これから始める資産運用50のとびら 人気ランキング : 149172位
定価 : ¥ 1,470
販売元 :東洋経済新報社
発売日 : 2007-11
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 1,470
グローバル投資のほとんどの知識がこの一冊で収得可能

多くの為替の本を読んできたが、最近はそのほとんどがテクニカル分析やトレード方法ばかりで一儲けを狙う投機の本ばかりだった。 確かにそれらは、わかりやすく実践的であり大儲けして大金を手にする事も可能だ。 だが、所詮は「当たるも八卦」で、ラッキーな人は極めて少数であり、外れて泣く人は多い。 

そんな投機の知識ばかりでは、これから公的年金などに頼らず生活したいと考える長期投資家などの為には良くないのは言うまでもないだろう。 年配の人は大切な退職金を失うかもしれないし、若い人はせっかくの知識吸収力や時間を無駄にしてしまうからだ。 やはりしっかりとした投資の知識が必要と思う。 特に今、資産運用の中心となりつつあるグローバル分散投資の知識は必要不可欠であろう。

しかしグローバル分散投資には自ずと投資理論が必要で、これがまた難しい。 それがこの本ではとてもわかりやすく、図で示されている。 さらに素晴らしいのは、実在の株式指数や債券指数、為替などのデータを使っていて、それが最新2007年9月末まで出ていることである。 これはとても現実的で、理解を助けるものとして評価される。

もちろん、この本には基本も歴史もしっかり出ているし、オーソドックスなファンダメンタル(経済の基礎的条件)分析も出ている。 ヘッジファンドやキャリー取引の話も出ており、定期分配型投資信託やテクニカル分析もある。

外貨投資のほとんどの知識がこの一冊で収得可能な本と言える。 今、為替を漫然と取引している人、投資信託などを通じて実質的に外貨投資をしている人、そしてこれから投資、特にグローバル投資を考えている人には必読の書である。

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