投資信託にだまされるな!?本当に正しい投信の使い方
これから投資を始めるのに、多いに参考にさせていただきます |
これから投資信託を本気で始めようと考えているのですが、他の本と合わせて、複数の方の
本も読んでおいた方が良いかな?と思い、手に取りました。
実際、他の方とは若干投資信託の買い方が異なる部分もあり、参考になりました。既に他の本を
読んでいて、少しは基礎知識があったせいか、1時間くらいで読めましたし。
ちょっと残念なのは、昨年の本なので、著者がおすすめの内容がそのまま現在には当てはめられ
ないという点でしょうか?
参考になります |
ブームにのってやみくもに投資信託に手を出そうとする気分を
クールダウンさせてくれる一冊。
ただし、一読すれば手元に置いておく必要は無さそう。
既存証券会社・銀行関係者が読んだら怒りだすかも?! |
投信を始めようかどうしようか迷っている人に、一読をすすめます。前半では、既存の銀行や証券会社が販売している投信の罠について述べています。要約すると、「手数料の安く、信託報酬も低いネット証券で、インデックス投信を買う」でしょうか。既存大手のかたが読まれると、気分を害されそうな内容です。
大筋は、勝間和代さん著「お金は銀行に預けるな」と符合していると思います。この本では、どこのサイトから、どの組み合わせの投信がおすすめかのメニューまで提示してくれています。そのまんま買うこともないでしょうが、具体的な例示は大いに参考になると思います。
当たり前のことがやさしく書いてあることの意義 |
本書の内容の本質を一言で言うと「コストの高い投資信託は買うな」ということ。
さらに付け加えると、資金の投入時期は分散し、異なった性格(アセットクラス)の商品を組み合わせた方が一般的に考えてリスクは下がる、という当たり前のことが書いてあるだけ。
「だけ」だが、本書の読者対象を考えればその意味は大きい。逆に言うと、既にこうした知識がある人にとってはほとんど無意味であり、細かい点を指摘しようと思えばつっこみどころもある本という印象。
初心者投資家向けの必読本 |
投資信託は金融機関の儲けになり投資家の儲けにはならない商品であることが
白日の下にさらされている。すべての投信がだめだというわけではなく投資家
にとって搾取されない投信を選ぼうという趣旨で書かれている。私たちが誤解
している投信の仕組みや選び方も親切に投資家保護の視点から解説しているのが
良心的だと思った。
欲をいうと投信自体のリスクについてもう少し具体的な話が聞きたかった。
投資を始めたいという初心者にとって必読の書といえるのでは。